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導入事例

記事公開日

相模原協同病院

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当院は政令指定都市相模原市の緑区橋本にある急性期病院(病床数427床)で、来年は開院70周年を迎えようとしております。
当院は現在、国・県の医療行政より多くの指定を受けるなか、神奈川県の災害拠点病院にも指定されております。

導入経緯

災害時でも安全で大量の水の確保のため

大災害を想定する中、災害拠点病院として災害医療はもちろんですが、食料の確保、自家発電燃料確保とともに水の確保が重要課題でした。特に大災害時における透析患者への安全で大量の水をどのように確保するかが問題とされてきました。これを解決すべく井水プラント設置の検討を始めました。

その時、代表取締役の上田 榮社長にお会いしました。会社名「タクロウ」という名称は、私どもの年代で「タクロウ」と言えば、 「吉田拓郎」が思い浮かび、それ以上に上田社長の明るさと気風の良さにより親しみを感じました。熱心な社長から「地下水膜ろ過システム」の有用性をお聞きし、このシステムを設置している施設をも見学させてもらいました。

そして安全な水確保にはこのシステムが最良であると確信し、 『タクロウ(貴社にとっては失礼な呼び名とは思いますが、当院では親しみを込めて呼んでおりましたのでお許しください)』にお願いすることに決定いたしました。

建設までには事業部長をはじめ多くの従業員が参画され、平成23年12月16日に給水式を挙行しました。

当日は上田社長をはじめタクロウ管理工業の関係者、そして私ども病院関係者でテープカット後、皆さんでこのシステムの水を初めていただきました。美味しい水でした。この日以降、全く故障もなく、順調に給水が行われていた平成24年3月11日、東日本大震災が発生しました。

相模原市は震度5強でありましたが、幸い、病院の被害はほとんどなく、このプラントも無傷で給水を続けることができました。安全性も実証されたのです。本当にタクロウには感謝しております。

今後この相模原市橋本地区はリニア中央新幹線の停車駅として、また圏央道の全面開通と共に人・物の流通の一大拠点地となり大きな発展が期待されております。その環境の中、当院は5年後には新築・移転し相模原市のみならず関東一円の超急性期病院、広域災害拠点病院を目指して計画を進めています。

この未来の病院にも是非とも「タクロウ」に協力を仰ぎたいと考えており、「新病院と水」をテーマに御意見を聞きたいと考えております。

設備概要

井  戸 1本
プラント 処理能力1時間あたり12m3
主要装置 除鉄・除マンガンろ過装置、活性炭ろ過塔及びMF膜ユニット、RO膜ユニット

導入業界ごとに確認

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